お知らせ
偕楽園「好文亭月釜」は、当面の間、開催を見合わせております。
今後の日程等については、決まり次第お知らせいたします。
偕楽園眼下に広がる千波湖、四季折々の美しい風景が楽しめる好文亭。
由緒ある広間での格式高いお茶会をお気軽にお楽しみいただけます。
日時 | 毎年度4月から2月まで 10:00~15:00(時間は都合により変更することがあります) |
場所 | 偕楽園 好文亭 |
呈茶料 | 300円(偕楽園本園入園料、好文亭入館料別) |
主催 | 茶の湯ボランティア「拙誠会」 |
共催 | (一社)水戸観光コンベンション協会 |
お問い合わせ | (一社)水戸観光コンベンション協会(TEL.029-224-0441) |
拙誠会(せっせいかい)について
私ども拙誠会は、表千家・裏千家・江戸千家・遠州流・石州流と煎茶東阿部流の各流派の同好が集い、平成17年から好文亭内に於きまして「拙誠会」と命名して茨城県、水戸市関係機関のご理解・ご協力のもとボランティアで呈茶をいたしております。
「拙誠会」とは、この偕楽園を創設した水戸藩第9代藩主徳川斉昭公自ら書かれた茶道に対する心構えを説いた「巧詐は拙誠に如かず(こうさはせっせいにしかず)」を出典にいたしております。茶室「何陋庵(かろうあん)」の寄付きに「茶説」と共々板額が掲げてございますので是非ご覧ください(景山は斉昭公の号、生前の行跡にちなんだ諡名は烈公)。
「巧詐は拙誠に如かず」の意味は、茶の道や人生において「功詐」であるより「拙誠」である方が大切であると諭されております。「功詐」とは、うわべを取繕い、相手を偽って上手そうに見せる心無い行動のこと。「拙誠」とは、 見た目はつたなく不恰好、下手でも心が込った誠実な態度、行動のことで、必ずや相手の心に響き好感を持たれ爽やかな茶の湯になるはずです。
私どもは、常にこのことを意識してお点前や日常生活においても行動したいとの思いをこめて「拙誠会」と銘し、月釜を掛けさせていただいております。