水戸藩の藩校として、水戸藩第9代藩主徳川斉昭公により天保12(1841)年8月に創設されたもので、当時の藩校としては日本最大規模を誇りました。
藩士に文武両道の修練を積ませようと、儒学・国学や武術をはじめ、医学・天文学・蘭学など幅広い学問を採り入れた、いわば総合大学というべきものでした。
第15代将軍となった徳川慶喜公も、父斉昭公の厳しい教育方針を受け、5歳の時から弘道館において英才教育を受けました。
慶応3(1867)年の大政奉還の後、慶喜公が謹慎した至善堂(しぜんどう)が今も残っています。
弘道館は国の特別史跡になっており、幾度の戦火を免れた正庁・至善堂・正門の3か所は重要文化財に指定されています。
また、敷地には約60品種800本の梅が植えられており、偕楽園とともに梅の名所となっています。
基本情報
住所 | 水戸市三の丸1-6-29 |
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営業時間 | 2月中旬~9月30日 9:00~17:00、10月1日~2月中旬 9:00~16:30 |
料金 | 大人 420円(320円)、小人 210円(160円)、満70歳以上 210円(210円) |
定休日 | 12月29日~31日 |
アクセス |
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駐車場 | 大型5台、普通車13台 |
関連リンク | |
お問い合わせ先 | 弘道館事務所(TEL.029-231-4725) |
備考 |
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