偕楽園は、金沢の兼六園・岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつに数えられており、天保13(1842)年7月、水戸藩第9代藩主徳川斉昭公により造られました。
「偕楽園」という名は、「古の人は民と偕に楽しむ、故に能く楽しむなり」という中国の古典『孟子』の一節から名づけられており、「領民と偕に楽しむ」場にしたいという斉昭公の強い想いが感じられます。
造園に際し、斉昭公は自らその構想を練り、藩校弘道館を勉学・修行の場、偕楽園を休息の場として、互いに対をなす一体の施設として設計したとされています。
また、園内に別邸として建てられた「好文亭」も、その建設位置から意匠に至るまで、斉昭公が自ら定めたと伝えられます。
現在、偕楽園には約100品種3,000本の梅が植えられ、かぐわしい早春の訪れを告げてくれます。
2月中旬から3月にかけての「水戸の梅まつり」を皮切りに、桜、つつじ、秋には萩、初冬には二季咲桜と、花々が季節を届けてくれます。
基本情報
住所 | 水戸市常磐町1-3-3 |
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営業時間 | 2月中旬~9月30日 6:00~19:00、10月1日~2月中旬 7:00~18:00 |
料金 | 大人 320円(240円)、小人 160円(130円)、満70歳以上 160円(160円) |
定休日 | なし |
アクセス |
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駐車場 | 偕楽園下駐車場(有料)ほか、周辺に駐車場多数あり。 |
関連リンク | |
お問い合わせ先 | 偕楽園公園センター(TEL.029-244-5454) |
備考 |
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