【レンタサイクルで巡る】上市ルート

所要時間
約6時間
移動手段
レンタサイクル

 JR水戸駅の北側、「馬の背台地」と呼ばれる東西に長い台地を中心とした上市エリア。かつては、台地東端の水戸城を守る武家屋敷が広がるエリアでしたが、現在は水戸市の中心として、数多くの商店が立ち並ぶ市街地となっています。
 このコースでは、日本三名園のひとつ偕楽園や旧藩校弘道館に加え、水戸市のシンボルタワーである水戸芸術館、あじさいの名所保和苑や水戸八幡宮などをぐるりと巡ります。
 水戸駅北口でレンタサイクルを借りて、のんびりと走ってみませんか。

出発

水戸東照宮

徳川家康公、頼房公を祀る

 水戸藩初代藩主徳川頼房公により、元和7(1621)年に徳川家康公を祀る神社として創建されました。
 戦前、社殿は旧国宝に指定されていましたが、昭和20(1945)年の戦災で焼失し、昭和37(1962)年に現在の社殿が造営されました。現在は徳川頼房公も祀られています。

約5分

弘道館

日本最大級の藩校

 水戸藩の藩校として、水戸藩第9代藩主徳川斉昭公により天保12(1841)年8月に創設されました。
 当時の藩校としては日本最大規模を誇っており、藩士に文武両道の修練を積ませようと、武芸一般はもとより、医学・薬学・天文学・蘭学など幅広い学問を採り入れた、いわば総合大学というべきものでした。
 現在では、偕楽園とともに梅の名所として親しまれています。

約10分

水戸芸術館

100mのタワーは水戸市のシンボル

 水戸芸術館は、水戸市の市制施行100周年を記念して開館した複合文化施設です。
 施設を設計したのは、建築界のノーベル賞と言われるほど権威ある賞である「プリツカー賞」を受賞した建築家、磯崎新氏。また、館長として、世界的な指揮者であり、水戸室内管弦楽団の音楽監督を楽団創立時から務めてきた、小澤征爾氏が就任されています。
 館内には、音楽・演劇・美術の専門空間として、コンサートホールATM、ACM劇場、現代美術ギャラリーが設けられており、日々、3部門それぞれの事業が繰り広げられています。

約10分

水戸八幡宮

本殿は国指定重要文化財

 応神天皇(誉田別尊)・神功皇后(息長足日売尊)・姫大神(ひめのおおかみ)の三柱を祀っています。
 佐竹義宣公が居城を常陸太田より水戸へ移すにあたり、文禄元(1592)年、水府総鎮守として当宮を鎮祭、文禄3(1594)年に八幡小路(現在の北見町)に本殿を創建しました。一時、城里町那珂西に移遷されましたが、宝永6(1709)年、現在地に再び遷座されました。
 国指定重要文化財である本殿は創建当初のもの。平成10(1998)年に修復され、安土桃山時代の荘厳な輝きが復活しました。

約3分

保和苑

あじさい咲き誇る日本庭園

 保和苑は、大悲山保和院桂岸寺に隣接する庭園です。遠く元禄時代、徳川光圀公が寺の庭を愛されて保和園と名付けられたのが始まりといわれています。
 初夏になると、苑内(面積1.5ha)の約100種6,000株のあじさいが咲き競い「水戸のあじさいまつり」が盛大に開催されます。

約10分

茨城県立歴史館

秋には美しい銀杏並木を楽しめる

茨城県立歴史館

 茨城県立歴史館は、茨城県の歴史に関する「博物館」と「文書館」の機能を併せ持った施設として、昭和49(1974)年に開館しました。
 施設を囲む広大な庭園には、明治14(1881)年に建設された八角尖塔のある旧水海道小学校本館(茨城県指定文化財)が移築されているほか、江戸時代の民家等も移築復元されています。

約5分

偕楽園

日本三名園のひとつ

春の偕楽園

 金沢の兼六園、岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつに数えられる、偕楽園。
 水戸藩9代藩主徳川斉昭公により創設され、早春には、園内の約100種3,000本の梅の花が春の訪れを告げてくれます。

常磐神社

光圀公・斉昭公を祀る

黄門様として知られる第2代藩主徳川光圀公と、偕楽園・弘道館を創設した第9代斉昭公を祀る神社で、偕楽園に隣接しています。境内には、追鳥狩と呼ばれる軍事演習の合図として用いられた日本最大級の陣太鼓などを展示する義烈館も併設されています。

約5分

千波湖

市民のオアシスとして親しまれる

 偕楽園の南東に位置する千波湖は、一周3kmほどの大きさ。
 市民の憩いの場として親しまれ、多くの人で賑わいます。

到着

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